結婚したらいつまでも夫婦仲良くいたいと思いますね。
新婚の頃の気持ちをいつまでも忘れずにいたいと思うけれど時間と共に気持ちがすれ違ったり、思いやりが足らずに、一方が心が外へ向いてしまうことも出てきます。
そうなってしまっては、とても悲しいですね。
日常生活の中でできる気遣いで、パートナーの浮気を防止しつつ夫婦関係を円満にする方法を紹介していきます。
丁寧な言葉遣いから、丁寧な関係が始まる
親しき仲にも礼儀ありと言います。ですが親しくなるほどに遠慮がなくなって、オブラートに包むことができない時もあるものです。言わなくていいことまで言ってしまってケンカ、売り言葉に買い言葉で相手を傷つけることだってありますね。
夫婦関係を良好に保つためには、丁寧な言葉遣いが欠かせません。何も敬語を使ってよそよそしくすれば良いというわけではなく、相手の名前を「〇〇さん」などと名前で呼ぶことであって、「おい」「ねえ」などといった呼び方をしないことです。夫婦は他人で一番近い間柄の二人が一緒に暮らしているわけですので、価値観の違いでぶつかり合うこともあります。そういう時にも口汚くののしったりせずに丁寧な言葉を選んでいけば、後悔するようなことを言ってしまうことも避けられます。丁寧な関係を続けるためには当たり前のことですが、日常的なあいさつを交わすこと、おはようからおやすみまでは最低限言うべきことです。けんかをした翌日でも「おはよう」とあいさつをするだけで、少し怒りの気持ちも和らぎます。
そして一番伝えたいのが感謝の気持ちです。「言わなくても分かっている」なんて考えは夫婦だからこそ止めるべきなのです。些細なことでも「いつもありがとう」と相手に伝えることで、自分を大切に思ってくれている、自分のことをみてくれるパートナーの存在に気づけます。そういった丁寧なやりとりを繰り返すことで、夫婦関係が円満に続いていくものなのです。
相手に共感して寄り添うことが大切
夫婦のうちはまだ恋人のようにラブラブな関係でいられても、子どもが生まれて家族になっていくことで、だんだんと二人の距離感が出来てしまうこともあります。特に女性は母親になると、子どもを最優先に感じてしまい、夫のことが後回しになる人も少なくはありません。
例えば風邪をひいても、子どものことだと「代わってあげたい」くらい心配になるのに、夫が風邪をひくと「おおげさなんだから」と冷たい気持ちになることもあります。
妻は一家の大黒柱としてしっかりして欲しいという気持ちがあるため、風邪をひいた夫に対して冷たくなります。ですが夫は、たまには妻に対して母親のように甘えたくなるものなのです。また夫でよくあるのが妊娠中の悪阻への無理解や、育児の大変さを理解しないことです。20代30代の頃の夫の協力不足が、のちに熟年離婚や浮気にもつながったりします。人は楽しいことを共感できた相手よりも、悲しみや苦しみを共感できた相手をより重く感じることができます。結婚は良い時ばかりではありません。事故や病気、近い人の死など悲しい出来事も訪れます。たとえ風邪のようなすぐ治るものだとしても、寄り添ってくれる妻に対して愛情を感じることができます。パートナーが弱っている時に突き放されたという記憶は、相手の心に深く傷を残してしまいます。共感できないことや、反発したいということも当然あるでしょう。ですが相手が苦しんでいる時だけでも、その気持ちに共感して寄り添うことができれば、他の人に心惹かれることも減らすことができるでしょう。