家計簿に書かないお金をお互いに持とう
何でもオープンにすればいいというわけではなく、夫婦でもお互いに自由な裁量で使えるお金は必要です。ですからいったんお小遣いとして渡したら、その先は何に使っているかまで報告する義務はありません。
家計簿に書かなくていいお金があるということで気持ちにゆとりが出来ますし、夫婦間でプレゼントを贈り合うこともできます。もし家計が一緒だと、こういうことは難しくなってしまいますね。またお互いの両親や友達などに個人的に何かをしてあげたい時にも、お小遣いがあると相手に相談しなくても購入できます。夫婦間で、相手に気を使うことが減らせるのです。
そのためには一方が働いていなくても、お小遣い制度にする必要があります。専業主婦の場合、自分の欲しいものを生活費から使うという人も多いのですが、この方針はいくら使っているのかが把握しづらくなるのでおすすめできません。パート主婦の場合、パート収入全てをお小遣いにしている人もいるでしょうが、一部をお小遣いにして、一部は家計に入れる、貯金をするなど振り分けておくと、使いすぎも防げます。
夫婦で仲良く貯金する方法のアドバイス、心がけたい事とは?
夫婦で仲良く貯金をする時には、一方だけの名義で資産を保有しないということです。ずっと仲良くいる予定でも、人生には何があるか分かりません。きっちり半分ずつ貯金する必要はありませんが、個人名義でそれぞれに貯金をしていくと安心できます。
夫婦共有の口座以外に、夫だけ、妻だけが知っている口座もあるほうが、意外とうまくいくものなのです。
まとめ
お金のことというのは、きちんと話し合って解決していかないと一番揉める原因になってしまいます。
夫婦は価値観の違う二人が結婚しているわけですから、価値観の違うことは当たり前です。
どちらかが押し付けてしまうとケンカの元ですね。
歩み寄ったり、相手の価値観を受け入れたり、そういう努力をするためにも夫婦間で早い段階に貯金方針を話し合っておきましょう。