き合い当初は、ラブラブだった恋人関係も、結婚生活がスタートすると、なかなか相手に思いやりを持てなかったり、日々の生活の中でギスギスしたりする場面もありますよね。
旦那さまに、もっとこうしてほしい、もっとこんな言葉を掛けてほしい、と悩む奥さまも多いのではないでしょうか。なかなか甘えられない、そんな方におすすめのテクニックをご紹介します。
いつも以上に笑顔で振る舞う
もっと家事育児を手伝ってほしい、私にだって自由な時間がほしい、主婦になれば、誰もが思うことですよね。そんなとき、あなたの心の奥底の声が、表情や態度に出ていませんか。
知らず知らずのうちに、とげのある言葉や、冷たい態度をとってしまっている、というのは、よくある話です。
男性というのは、案外、シンプルな生き物です。先回りして何かを考える、というよりは、今目の前にあることのみを考える脳であるため、女性に比べて、物事を推し量ることができません。最近、妻が不機嫌だな、と感じることはできますが、その不機嫌な原因が自分にあることまでは、気付けないのです。また、男性はもともと原始時代に狩に出ていたことからも、競争好きで負けず嫌いです。もちろん、個人差もありますし、ツンデレタイプもいるとは思いますが、基本は、優しさも競争、冷たさも競争という意識を持っていることから、優しくされたら優しく、冷たくされたら冷たく、の本能が働きます。
この本能をうまく活用するならば、まずは自分自身から、いつも以上に笑顔で振る舞うことを意識してみましょう。
優しいトーンでお願いしてみる
女性は、言葉にしなくても分かって欲しいという考えですが、男性は言葉にしなければ分からない生き物です。我慢に我慢を重ねて、ようやく旦那さまに、あの時はこうしてほしかったと、後になって話したところで、だったらその時に言ってくれれば良かったのに、と言われてしまった経験は、どなたでもお持ちではないでしょうか。我慢したところで、相手が分かってくれることは、ほぼなく、その場で言えないことは、墓場まで持っていく、というのが私の主義でもあります。
まずは、気持ちをその場で伝えることを意識できたら、あとは、どう伝えるか、です。でもここで重要なのは、男性のプライドを傷つけないこと。負けず嫌いの男性のプライドに、少しでも傷つけようものなら、やっとの思いで気持ちを伝えたところで水の泡です。このプライドを傷つけない言い方は、一見難しそうですが、実はとても簡単なポイントさえ、おさえてしまえば、誰にでもできます。
そのポイントとは、ずばり、お願いをする、ということです。私にはできないけど、貴方にはできる=貴方はすごい人、と旦那さまの脳に伝わるわけですね。できるだけ、優しいトーンで、素直にお願いしてみましょう。