親御さんには常に見られている幼稚園の先生
最近では「モンスターペアレント」という言葉がすっかり世の中に定着してしまいましたが、幼稚園に通う園児の親御さんには必ず数人はそのようなクレーマー気質な親御さんが存在します。
保育指導方針に不満を申し立て、しまいには園長先生にまで直談判し、毎年園児が進級する度に担任の先生が交代しないとならない事態であったりする園も沢山あります。
まして、幼稚園の先生は幼稚園の外であっても、親御さんから見れば「子供の先生」なのであり、どこかに休日に出かけており、外出先でばったり会うなんてことがあると、時と場所によっては「あの先生はこんなところに行っていた」とか「こんなことをしていた」という噂が直ぐに広まり、プライベートでも気兼ねなく出歩くことが難しいのが実態です。
幼稚園側としては子供を預けている親御さんに安心してもらえるよう、少しでも「見せる保育」に心掛け、インターネット上の幼稚園のホームページに保育の様子を撮影した画像を掲載したりして、「きちんと責任をもってあなたの子供をお預かりして保育していますよ」ということを暗に主張しているのです。
供の幼稚園の先生が気になって仕方ないあなたへのアドバイス、心がけたい事とは?
保育園や幼稚園でも、保育現場という保護者の目が行き届かないところで教育に携わる職の人は親御さんから気にされて当然でもあることですが、親御さん側としても、幼稚園の先生を気にする前に、幼稚園の先生の苦労についても十分理解してあげることは重要です。
幼稚園の先生も性格は様々です。
保育のやり方も人それぞれ考え方があります。
幼稚園側としても、行事には親御さんも参加してもらうような取り組みを通じて、保育の現場を見てもらう機会づくりに配慮していることから、あらゆる機会を通じて、自分の目で、気になる先生の保育実態を見ていく必要があるのです。
まとめ
幼稚園の先生誰しもが最終目的として掲げていることは、園児が健やかに成長させるということです。
その目的は親御さんも同じなのです。
気になる先生を批判的に頭ごなしに見るのではなく、まずはどんな意図をもってこのような保育をしているのかを、見てあげるのも、親御さんの必要なことではないでしょうか。
その最終う目的に向かっていくには、幼稚園の先生だけではなく、親御さんの支援や理解があってこそ成り立つものなのです。